巻き肩とは?まずはセルフチェックから始めよう
巻き肩とはどんな状態?
巻き肩とは、肩が前に向かって内側に巻き込んでいる状態を指します。この姿勢はデスクワークやスマートフォンの長時間使用など、日常的な習慣が原因で起こりがちです。肩甲骨が外側に開き、背中が丸まった状態になることが多く、体への負担も大きくなります。
自分が巻き肩か確認するセルフチェック方法
巻き肩かどうか分からないという方は、以下のセルフチェックを試してみましょう。
- 左右の肩の高さが違う
鏡で正面から見たとき、左右の肩の高さが揃っていない場合は巻き肩の可能性があります。通常の姿勢では肩は一直線に見えるはずです。 - 横から見たときに肩が前に出ている
自然な立ち姿勢で横を向き、肩が耳よりも前に出ている場合も要注意です。 - 仰向けで寝た際に肩が床につかない
仰向けに寝て肩が床につかない場合、肩周りの筋肉が硬くなっているサインです。
当てはまる項目が多いほど、巻き肩である可能性が高いです。
巻き肩の原因と放置するリスク
巻き肩になる原因はライフスタイルにあった!
巻き肩の主な原因は、次のような日常的な習慣や体の状態です。
- 姿勢が悪い
- デスクワークやスマートフォンの長時間使用
- 姿勢を支える筋肉の不足
- 寝返りの回数が少ない
- 仰向けで寝ることが苦手
これらが積み重なることで、巻き肩になりやすくなります。
巻き肩が引き起こす体の不調とは?
巻き肩は単なる姿勢の問題ではありません。次のような不調を引き起こすことがあります。
- 肩こりや頭痛
- 血行不良による肩や首の冷え
- 可動域の制限による体の硬さ
さらに肩甲骨が外側に開き、首の筋肉が伸びることで、疲れやすさや集中力低下につながることもあります。
巻き肩が美しさに与える影響
巻き肩が進行すると、背中が大きく見えたり、二の腕や肩周りに脂肪がつきやすくなるなど、美容面でのデメリットも。これらは血行不良や筋肉のアンバランスが原因とされています。
自宅でできる巻き肩ケアとプロのアプローチ
巻き肩改善に役立つ簡単ストレッチ3選
巻き肩を改善するには、肩甲骨や首周りを意識したストレッチが効果的です。
- 肩甲骨を寄せる運動
両手を胸の前で組み、肘を後ろに引いて肩甲骨を寄せます。この動きを5~10回繰り返しましょう。 - 首のストレッチ
首をゆっくり前後左右に倒し、肩周りの筋肉を伸ばします。 - 胸を開く運動
ドアの縁に手を当て、胸を開くように体を反らします。これにより縮んだ胸の筋肉を伸ばすことができます。
タオルを使ったセルフケア方法
「タオルdeストレッチ」も巻き肩改善に非常におすすめの方法です。普段手軽に使用しているタオルを活用することで、肩甲骨周りや胸の筋肉を効果的にほぐし、凝り固まった部分を柔らかくすることができます。タオルを使うことで手だけでは届きにくい場所にもアプローチでき、無理なくストレッチを行うことが可能です。また、力を均等に加えやすいため、初心者でも安心して取り組むことができます。肩甲骨周りをしっかりと動かすことで血行が促進され、肩こりや疲労感の軽減にもつながりますので、日々のケアとしてぜひ取り入れてみてください。
筋膜リリースで根本から改善
自宅でのケアに加え、筋膜リリースも巻き肩改善に役立ちます。縮んでいる胸の筋肉や、伸びきった背中の筋肉にアプローチし、バランスを整えます。施術を受けることで、即効性のある改善が期待できます。
巻き肩を放置せず、適切なケアを取り入れていきましょう。姿勢が整うと、体だけでなく気分もスッキリします!